スマートフォンを使っていると、急に本体が熱くなることがあります。しばらくすると元の温度に戻るため、それほど気にしていない人も多いでしょう。しかし、発熱はスマートフォンに負荷が掛かっていることを示していて、できれば避けたい事態です。場合によっては、急に電源が切れてしまったり、発熱による異常な動作「熱暴走」が起きてしまったりするのです。スマートフォンが発熱しやすいケースはいくつかあります。GPSを使って道順をナビさせている、カメラを起動して写真や動画を撮り続けている、美しいグラフィックのゲームをしているときなどに本体の温度が上がりやすいでしょう。これは、スマートフォンの頭脳であるCPUに負荷が掛かっている状態です。熱くなってきたと感じたら、いったんアプリを終了させて温度が下がるのを待ちましょう。スマートフォンを充電しながら操作することも避けるべきです。バッテリーに負荷が掛かることで、本体の温度が上昇します。スマートフォンを使う環境も大切です。Androidの場合、「周囲温度5~40℃(ただし、36~40℃はお風呂場などでの一時的利用に限る)と注意書きが記載されている機種もあります。